Atelier Eren はWEBの仕事をしながらヴァイオリンを作っている「少し変わった人」の製作日記です

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Atelier Eren/アトリエ・エレン ヴァイオリン製作とファンタジーを綴る日記

革で楽譜用バインダーを作ってみた

私は革製品が好き!というわけではありませんが、革を使ったノートやペンケースといった文房具は好きだったりします。そこで、楽譜保管用のA4ルーズリーフを作ってみました。ヴァイオリンのように全ての工程をメモするようなエネルギーはありませんので、完成品したモノの紹介+α程度ですがご覧ください。

A4サイズの革バインダー

A4サイズは一般的な楽譜をコピーして保管するのにピッタリなため、音楽をやっている人には重宝されるサイズです。B5も割と便利ですが、微妙に見づらいので、やはりA4が一番かなと思います。

ちなみにA4の寸法は

210 × 297 ミリ

ですので、A4のバインダーを作りたい場合は革を縦300mm〜305mmほど、横は表・裏+金具部分の幅を足したサイズで切り落とせばOKなのです。これが表紙になります。

レザークラフト バインダー

ちなみに、このバインダーの革は縦300mm・横mmで作りました。その寸法の革に金具を取り付けたパーツを取り付けることで上記のように仕上げています。

レザークラフト バインダー

金具を取り付けたパーツというのはコレ。A4サイズ+αで切った革に直接金具を取り付けてもいいんですが、そうすると表紙の裏面に取り付けた金具が見えてしまうため、このようなパーツをつけて接着することで金具が見えないようにしています。

パーツの作り方

レザークラフト バインダー

パーツ部分の作り方は縦300mm、幅は好きな幅で革をカット。そして角を斜めに切り落とします。そしたら、金具を革に合わせて金具を取り付ける場所に穴を開けをあける工程に突入します。

レザークラフト バインダー

革パーツに金具をおいて位置を決めたら、金具の穴の部分に「丸ギリ」で穴を開けます。

レザークラフト バインダー

とりあえず仮穴が開いた状態がこれ。そして、その穴を目安に穴あけポンチで穴を開けます。

レザークラフト バインダー

穴を開けたら、金具にオスメスのカシメを取り付けます。取り付け方は、まず裏側にメスのカシメをセット。カシメ打ち用の台座があればGOOD。

レザークラフト バインダー

あとはオスのカシメを金具の穴に打ち込んで、金具が外れないようにすれば完成です。

レザークラフト バインダー

裏面のカシメがグラグラしてなければ問題はないでしょう。

レザークラフト バインダー

パーツが完成したら「天然ゴムのり」を接着面に貼って、乾いたら接着します。するとしっかりバインダーらしくなるのです。

レザークラフト バインダー

ちなみに金具をつけたパーツはちゃんと「どこに貼り付けるのか」事前に位置を決めておくのも重要です。この位置がずれるとかっこ悪くなってしまいます^^;

天然ゴムのりで接着した部分を縫う

基本的にゴムのりで接着した部分は糸で縫わないと剥がれてしまいます。そのため、先ほど作ったパーツと表紙の革を縫わなくてはなりません。

レザークラフト バインダー

縫うためにはまずは目印をつけます。そして、目印につけるのに使うのは「皮革コンパス」というアイテムです。このアイテムを3mmの幅にセットし、革の縁から3mmのところに線を引いていきます。

レザークラフト バインダー

線は丸ギリというアイテムをつかって引きます。そして、線を引いたら角に2箇所穴を開けて表紙をひっくりかえします。

レザークラフト バインダー

表にしたら、穴と穴を定規をつかって丸ギリで線を入れていきます。

レザークラフト バインダー

線を入れるとこんな風に。あとは表面から「菱目打ち」と呼ばれる穴あけ道具を使って穴をあけます。

レザークラフト バインダー

線に沿って穴を開けた状態がコチラ。穴を開けたら、ロウをたっぷり塗った糸をこの穴に通して縫っていきます。

レザークラフト バインダー

ひたすら縫って縫って縫いまくりましょう。この際にステッチが綺麗になるように心がけるのが大切です。

出来た!

レザークラフト バインダー

縫い終わった状態がコチラ!割とステッチは綺麗に仕上がりました。

革 プエブロ 楽譜ファイル

明るいところで作業してたので、色飛びしまくっていました^^; 実際の色味はこのボルドーカラーです。

ちなみにこのレザーはイタリアの高級レザー「プエブロ」を使用しました。

 

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