Atelier Eren はWEBの仕事をしながらヴァイオリンを作っている「少し変わった人」の製作日記です

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Atelier Eren/アトリエ・エレン ヴァイオリン製作とファンタジーを綴る日記

ヴァイオリン製作

私のヴァイオリン製作における長期的な目標は2つ。1つは少しでもハイクオリティーなヴァイオリンを作り上げること。そしてもう1つはヴァイオリン製作の魅力を多くの人に伝えていくことです。

Atelier Eren

ヴァイオリン製作の記事はコチラからどうぞ♪

ヴァイオリンを作るということ

ヴァイオリンの様式は17世紀後半にはすで完成されており、現在まで300年以上もその形はもちろん、作り方も変わっていません。そのため、ヴァイオリン製作を学ぶことはヴァイオリンの伝統と歴史を学ぶことにも繋がります。

さすがに道具や機材に多少の変更はありますが、基本的にヴァイオリンの作り方は古くから伝わる「伝統的な技法」による手作業。そのため、学んだ技術は時代や流行に流されることなく、一生現役で使うことが可能です。

ヴァイオリン製作 伝統と歴史

何歳からでもヴァイオリン製作は始められる

よく「弾けないと作れないのでは?」「若い頃から修行しないともう遅い」と思っている方もいますが、実は弾けなくても、年をとってからでもヴァイオリンは作ることが可能です。現に国際コンクールで世界一を獲得した菊田浩さんは職人としてのキャリアを35歳からスタートさせました。

それに本格的な職人を目指さなくても、アマチュア製作家としてヴァイオリン作りに日々励んでいる人たちも日本には割といます。確かに他の趣味と比較すると敷居は高いですが、個人で完結できる上に大きな機械設備も必要ないため、実は「クラフト系趣味」としてすごくオススメなんです。

自分で作ったヴァイオリンを弾く・育てる

ヴァイオリン製作の楽しいところは「ただの四角い木の板」を自分の手で楽器へと仕上げていくこと。一つ一つ行程をこなしていくことで、少しづつ完成へと向かっていきます。

ヴァイオリン製作 裏板製作 ヴァイオリン製作 裏板 側面

最初の1本を作り上げるのにかかる時間は製作学校の学生で約2年。社会人が少しづつ製作していく場合は3年ほどかかります。決して楽な道のりではありませんが、その分出来上がった時の嬉しさは他では味わえません。そして、完成したヴァイオリンはまさに世界に一つだけのヴァイオリン。自分で作り、息を吹き込んだ一生の相棒として大切にできることでしょう。

ヴァイオリン製作 アトリエエレン

また、楽器を作ったら終わりではないところがヴァイオリン製作の面白さです。新作ヴァイオリンはオールドヴァイオリンとは違い、年月の経過と環境によって常に変化します。その変化に合わせて楽器を調整をしたり、さらには音の変化を感じたり。。

作り終えた後も、楽しみはどんどん広がっていきます。

1本目を終えてからが本当の楽しさ

1本作り上げれば、製作に応用が効くようになり、社会人でも1年に1本製作することも可能となります。そして作れば作るほど、職人としての腕は上がっていきます。趣味・アマチュア・プロの差はあれども、地道に続ければ「演奏家」に認められるほどの楽器を作り上げることも夢ではありません。

売れるような作品を作り上げるのは確かに難しいです。でも、始めたからには『本気でヴァイオリン製作』と向き合いたいと思いませんか?こうすれば音が良くなる、こうすれば美しくなる。キリがないほど学ぶことはたくさんあります。

つまり、ヴァイオリン製作は一回始めれば一生楽しむことができる最高に楽しい趣味なのです!他のクラフト系趣味のようにある程度作ったら飽きちゃった・・のようなことはまず起こりません。

死ぬまでにどれほどの最高傑作が作れるか、、。まさに人生のスパイスとなってくれます♪

ヴァイオリン製作

ヴァイオリン製作