文字数と平均滞在時間の関係について

「検索エンジンに評価されるには長文が有効!」と、いう風潮が近年広まっており、10000万字を超える内容の記事を書くメディアが増えています。

ただ、果たして長文コンテンツは本当に有効なのでしょうか?
どちらかというと長文否定派の私がデータを元に調査をしてみました。

スマホ 平均滞在時間

長すぎてウザい長文記事

コンテンツを長文にすることでより多くのキーワードを拾いやすくする。

確かにコンテンツが長くなれば長くなるほどキーワードが増えるため、SEO的には効果が高いと思います。
しかし、ユーザーにとって、その記事が見やすいかどうかは別です。

一般的に人間の集中力の限界は2000文字程度といわれており、10000字に及ぶ記事は最後まで集中力が持ちません。
ユーザーは「とある情報」を知りたくて記事を閲覧しているので、要点の纏まっていない長文記事を読み続けるのは苦痛が伴います。

特にブログ記事はスマホ端末で空き時間に閲覧されるユーザーが7割を超えるので、いくらSEO対策に有効だからといって長文コンテンツばかりのブログにするのはいかがなものかと思います。
私だったら毎記事10000字を超えるブログは読むのに労力がかかりすぎて読む気になりません。知りたい情報が程よいボリュームで纏まっている記事が多いブログの方が今後も読みたいと思ってしまします。

ただ、長文記事自体が悪いわけではありません。
最後までユーザーを惹きつける文章になっており、飽きさせず満足度の高い記事ならば満点です。

しかし実際は高クオリティーの長文記事を量産するためには相当なスキルとネタが必要になるため、連発するのは困難と言わざるを得ません。
無理して長文記事を連発しようとすると、オリジナリティーのないキュレーション記事が出来上がってしまいます。

そしてオリジナリティーのないキュレーション記事こそ、長すぎてウザい長文記事となってしまうのです。

3000字記事と10000字記事は平均滞在時間に大差がない

私は2000〜3000字程度の記事を多く書いていますが、外部オウンドメディアでは10000万字以上の記事も書いています。
しかしアクセス解析をしてみると、結果的に同じような平均滞在時間になっていることが多いです。

2000文字=写真中心
3000文字=オリジナル
10000文字=まとめ記事長文
20000文字=まとめ記事長文

4つの文字数の記事を挙げましたが、実はこれ平均滞在時間はほぼ同一です。
むしろ文字数が多くなればなるほど、平均滞在時間が下がります。
オリジナリティーの高い記事を長文で作るのはかなりの手間と労力がかかるため、長文記事の多くは「まとめ記事」です。
基本的には既存の情報を一つのコンテンツにまとめることで検索上位を目指します。(所謂キュレーション記事)
余計なコストを掛けずに長文記事を仕上げることは可能ですが、オリジナリティーに欠けるため離脱率が高く、書いていても楽しくありません。

自分が楽しくない記事がユーザーにとって楽しい記事になるはずもなく、結果的に上位には表示されやすいが最後まで読まれない記事が誕生します。

長い楽しくない記事は見ている方も苦痛

10000字を超えるコンテンツは中身を熟読しようとすると、15分以上もの時間がかかります。
オリジナリティーが低く、面白くない記事を長時間読むのはユーザーにとっては苦痛なため、大半のユーザーは途中でページから離脱します。
そのため、長文まとめ記事は離脱率と直帰率が高めです。

書いた記事の中には長文でも飽きさせない良質な記事も存在しますが、それは正直稀なケース。
基本的には、長文まとめ記事は検索エンジンには強いがユーザーの満足度は低い記事ということになります。

現に3000文字記事と10000字記事の平均滞在時間に大差がないことから、10000字記事は最後まで読まれていないということが分かります。

平均滞在時間が長い記事はオリジナリティーが高い

当たり前といえば当たり前ですが、平均滞在時間が長い記事はオリジナリティーが高いです。
情報で溢れた現代社会では同じような内容の記事が多く、どうしてもコンテンツの中身が似たり寄ったりとなります。
しかし、ここでしか見れないようコンテンツが書かれている場合、最後まで熟読される方は増えるでしょう。

実際に10000万字を超える「どこかで見た内容」をまとめた記事よりも、オリジナリティーの高い3000文字の記事の方が平均滞在時間は上です。

いかに工夫してつくられたコンテンツが有効なのかが分かります。

また、レイアウトが見やすい記事や写真・イラストが多く分かりやすい記事も平均滞在時間が長めです。
自分で撮影した写真や自分で書いたイラストは他のブログとの大きな差別化を図ることができるため、非常に有効だといえるでしょう。

まとめ

長文コンテンツは確かに検索エンジンから評価を受けやすいですが、ユーザーにとって良い記事になっているのかは別問題です。
文字数が少なくても、オリジナリティーのある記事は高い評価を得ています。

理想は長文ハイクオリティー/高更新であることは間違いありませんが、これはかなり難しい為、2000〜3000文字程度に上手くまとめた記事をどんどん書いていった方が良いと思います。
たまに渾身の長文記事を書ければさらにベストです。

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