CWCウォッチコーディネーター資格検定って何?

世の中には膨大な数な資格があります。弁護士や税理士のような強力な国家資格もあれば、京都観光文化検定のようなマイナーな資格も数多く存在します。
じゃあ、CWCウォッチコーディネーターってどんな資格なのか?
今回はそんな疑問にお答えします。

CWC ウォッチコーディネーター

CWCウォッチコーディネーターとは?

CWCウォッチコーディネーターは一般社団法人 日本時計輸入協会が2011年から始めた資格であり、時計に関しての専門的な知識を持つ専門家であることを認定する資格です。

少し固い言い方をすると、

時計を購入する時・アフターセサービスを受けるときに適切にアドバイスができ、お客様にとって安心して相談できる人材の育成を目的として作られた認定制度。

といったところでしょうか。

マイナーだけど、割と有資格者がいる

時計愛好家から時計ショップの店員、時計業界に属している人など、多種多様の人がこの試験を受験しており、現在は全国に2000人以上のウォッチコーディネーターが存在します。

会社で受験させられる人がいるせいか、意外と有資格者は多いです。

時計の唯一の資格であるため「レアな資格」といえますが、何かの役に立つのかといわれると特に役には立ちません。

時計業界に就職したい人が持っていると多少有利になるぐらいでしょうか。

私もこの資格を持っていますが、恩恵を受けたことは殆どありません。

ただ、一応時計に詳しい人であるということは証明できるため、ブログ等に時計に関する記事を書く時に少し説得力が増すというメリットはあります。

試験は難しいの?

結論からいいます。

難しくはないです。

試験はマークシート方式で行われ、全100問200答が出題されます。
合格ラインは平均点によって毎年変わりますが、概ね68点〜70点が合格ラインです。

つまり、7割取れればOK。30問間違えてもOKということになります。

ただ、一見楽勝にも思えますが「公式テキスト」をよく読んでおかないと落ちる可能性が非常に高く、テキストをよく読むことが合格のポイントです。

CWC公式テキスト

公式テキストはamazonでも購入可能

テキストを買わせることが目的だろ!とは思わないようにしよう。

尚、テキストは以下のような内容で構成されています。

【総合編】

第1章 時計発展史
第2章 時計の流通

【商品知識編】

第1章 時計の種類
第2章 ムーブメントの知識
第3章 外装の知識
第4章 外装とムーブメントの装飾
第5章 オーバーホール(分解掃除)の実際
第6章 標準化
第7章 ウオッチデザインの変遷

【販売編】

第1章 販売の基礎知識
第2章 包装と進物の知識
第3章 時計の取り扱い お客様への説明
第4章 時計およびその販売に関する法律について
第5章 収益・費用・利益の関係と在庫管理
第6章 VMDの基礎知識

時計の歴史から時計の知識、販売員としての知識といった内容となっています。基本的には時計を販売するスタッフ向けの資格ですので、割と販売編のウェイトが大きいです。

経常利益を計算する問題や、手紙を出すときの季語、水引の結び方といった、あんまり時計に関係ないことも出題されるので、めんどくさがらず覚えることが大切となります。

筆記試験をパスしたら実技講習を受ける

筆記試験に無事合格したら、次は実技講習です。
この講習には合否がないため、講習を受ければ晴れてウォッチコーディネーターを名乗れるようになります。

講習の内容は機械式時計を分解して再組立てするという内容で、時計に興味のある方や、モノ作りが好きな方でしたら楽しめるとても楽しめるはずです。

CWC 認定試験

関連記事:機械式ムーブメントの仕組みを分解しながら解説!

資格を取る費用について

どの資格も習得する際にコストが掛かりますが、CWCに関してはこのコストが尋常ではありません。

以下の金額はCWCの資格を得るために掛かる費用です。

受験料:7,000円
実技実習:19,800円
資格登録料:20,000円(資格維持費5年間分含む)

計:46,800円

むちゃくちゃ高いです。

また、5年毎に更新料(1万8000円)も必要となるため、資格を維持するにもお金が必要です。

時計業界やWEB・広告業界に属していて会社に負担してもらうのであれば積極的に資格を習得することもアリですが、個人的に習得するにはあまりにもお金がかかりますね。。

最後に

CWC ウォッチコーディネーター検定に合格することはそんなに難しくはありません。

ただ、資格の習得や維持にかなりお金がかかるので、受験する予定のある方は金銭的コストを頭に入れておいた方がよいでしょう。

ちなみに1回の検定で300人が合格した場合、日本時計輸入協会に入るお金は単純計算で14,040,000円。

1000万円超えてます。。

いろいろ考えさせられますが、時計の知識を証明することができる資格ではあるので、興味がある方は是非受験してみてください。

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