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今更聞けない?アールグレイってどんな紅茶

アールグレイ 紅茶

カフェに訪れるとよく目にするアールグレイという文字。

コーヒーではなく紅茶の欄に書かれていることから「紅茶の種類」であることはわかるけど、正直どんな紅茶か分からない。

意外とこのような方は多いです。

そこで今回はアールグレイがどんな紅茶なのかを解説していきます!

アールグレイってどんな紅茶?

ダージリン・アッサム・ウバ。

これらの紅茶は産地(銘柄)をさしており、それぞれに特色のある水色や風味、味わいを楽しめます。

対してアールグレイはベルガモット(柑橘系)の香りをつけたフレーバーティーの1つです。

カフェの定番紅茶の中では唯一「ストレートティー」ではなく「フレーバーティー」であることを覚えておくとよいでしょう。

アールグレイ 紅茶

アールグレイは紅茶の銘柄ではないため、他の紅茶と比較すると味や風味が大きく異なります。

例えばダージリンはインドのダージリン地方で収穫された紅茶なので、農地や茶葉の品質によって味の差はあっても、どれも等しく「ダージリン」です。

しかし、アールグレイは飽くまでのベルガモットの香りを付けたフレーバーティーというザックリした括りでしかないため、味や水色がテイスティングによって全く変わります。

紅茶 テイスティング

ダージリンをベースにしたアールグレイとスリランカのディンブラという茶葉を使ったアールグレイでは全然風味が異なりますし、たとえ同じ産地の茶葉をベースにしても、ベルガモットの種類や量によっても香りの印象は大きく変わります。

アールグレイはメジャーな紅茶であることから気軽に頼みやすい紅茶ですが、実は自分好みの一杯を見つけるのが難しい紅茶であるともいえるわけです。

アールグレイは中国茶を基に誕生した背景から、大半は中国の銘茶キーマンがベースに使われます。

ベルガモットとは?

ベルガモットは主にイタリアで生産されているミカン科の柑橘類です。暑さに強い、寒さに弱いという特徴があり、シリチア島のすぐ近くのカラブリア州にて主に栽培されています。

ベルガモット

果実の色は緑色(11月ごろ)ですが、熟すにつれて徐々に黄色(3月ごろ)へと変化していきます。食用としては苦みが強いため、果実は精油を採取し香料として使用されることが殆どです。

ベルガモット

アールグレイの着香としての用途が最も有名ですが、シトラス香水の原料としても有名。

いずれもホルモンバランスの調整、リラックス効果、胃もたれの解消といった効力があり、癒し効果の高さが注目されています。

なんでアールグレイと呼ばれるのか?

アールグレイはフレーバーティーの1つで、ベルガモットで香り付けられた紅茶です。

ただ、気になるのはアールグレイという名は何処から来たのかということ。

その答えは19世紀前半にイギリスの首相を務めたチャールズ・グレイ伯爵に隠されています。

アールグレイ グレイ伯爵

第2代グレイ伯爵チャールズ・グレイ

グレイ伯爵は紅茶好きとして知られる人物であり、中国原産のブドウに似た白く果汁「龍眼(リュウガン)」によって香り付けられた紅茶を愛していました。

自国でも手軽に龍眼を用いた紅茶を作れないかと考えたグレイ伯爵は、茶商に龍眼紅茶の再現を依頼します。

龍眼 紅茶

しかし、イギリスはおろかヨーロッパ中の如何なる土地においても栽培できない龍眼を仕入れることは難しく、結果として代替品を探すことになりました。

そして代替品に選ばれた果実こそがベルガモットだったわけです。

 

アールグレイ

ベルガモットを使ったフレーバーティーを茶商は伯爵という意味をもつ「アール」、そして依頼主であったグレイ伯爵の姓「グレイ」を合わせ「アールグレイ」と名付けて発売されました。

爽やかなで上品な味わいは世界中で評価され、以後ベルガモットが使われたフレーバーティーはアールグレイと呼ばれるようになります。

アールグレイの美味しい飲み方

アールグレイはストレート・ミルク・レモン、どんな飲み方にも適した万能な紅茶です。

ただ、どの産地の茶葉をベースにしているかによって相性は異なります。

ストレート向きのアールグレイ

ストレートティーとして向いているのはダージリン(インド)ベースやキーマン(中国)ベース。どちらの茶葉もベルガモットの爽やかな味わいと相性がよく、上品な香り、水色が楽しめます。

アールグレイ キーマンベース

ミルクティー向きのアールグレイ

ウバやディンブラといった茶葉を使ったアールグレイはミルクティーにも合わせやすい味わいとなっています。

ただ、濃厚すぎるミルクを入れてしまうとベルガモットの良さが消えてしまうので、出来る限り主張の少ないミルクを使ったほうが良いと思います。

アールグレイ ミルクティー

アイスティー向きのアールグレイ

スリランカの茶葉は癖が少なく飲みやすいため、アイスティーとしてもオススメです。ディンブラやルフナといった茶葉がベースとなったアールグレイも多く、夏に飲む紅茶として最適だと思います。

アールグレイ アイスティー

最後に

アールグレイ=ベルガモットで香り付けられたフレーバーティー。

とりあえず最初はこれだけ覚えてけばOKです。

色々なアールグレイを飲んでいくうちに、自分の好みのアールグレイが分かっていくと思いますので、是非あらゆるメーカーのアールグレイを試してみてください。

 

各産地の紅茶について詳しく知りたい方は以下の記事もオススメです。

インドの紅茶について

スリランカ(セイロン)の紅茶について

ケニアの紅茶について

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