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イギリスとフランスの紅茶文化の違い

イギリス フランス 紅茶文化

紅茶の国イギリス。

これは誰もが持つイメージだと思いますが、フランスでも紅茶はよく飲まれています。

しかし、同じヨーロッパの国であっても、実は両国の紅茶文化は全く違います。

今回はイギリスとフランスの紅茶文化の違いについてのお話です。

イギリスの紅茶文化

イギリスは生活に紅茶が染みついた国です。

日本人が何も気にせず緑茶を飲むように、嗜好品ではなく、日常的に紅茶を飲みます。

1日に何杯も飲むのは当たり前であり、仕事中でもガブガブ紅茶を飲むようです。

さらには同僚など周囲の人の分も同時に入れてあげる「ティーラウンド」という文化もあり、生活の一部になっていることが良く分かります。

ミルクティー

なお、イギリスといえばアフタヌーンティーのような華やかな紅茶シーンを連想しがちですが、同国で飲まれる紅茶の9割以上はティーパックです。

上品なティーポットやティーカップを使用することは少なく、マグカップに茶葉と沸騰した水、そしてミルクを加え、ミルクティーとして飲まれます。

また、一部の地域を除き硬水が使用されるイギリスにおいては鮮やかな色がでる紅茶、ミルクに合う紅茶であることが重視されています。

両条件を満たすアッサムはイギリスにおいては特に人気があり、最も主流の茶葉として愛されています。

紅茶が先かミルクが先か

ミルクティーの本場イギリスでは130年以上も紅茶を先に入れるべきか、ミルクを先に入れるかが議論されています。
協会や流派によって考え方は異なりますが、現在は「ミルクが先」という考え方が優勢です。

ミルクが先 紅茶

フランスの紅茶文化

生活の一部に紅茶が馴染んでいるイギリスに対し、コーヒーを好むフランスにおいては紅茶は嗜好品の域をでません。

というのも紅茶は「サロン・ド・テ」というおしゃれな喫茶店でマダムが飲むモノというイメージがあり、女性向けの嗜好品であるという価値観が強いからです。

日本においても「紅茶=上品なモノ」というイメージを持つ方は多いですが、これはフランスのサロン的な紅茶文化の影響が大きいと思います。

フランス 紅茶 サロン

また、紅茶の好み自体が明確に違うことも見逃せません。

イギリスでは紅茶は殆どミルクティーで飲まれますが、フランスでは約7割がフレーバーティーを好みます。

茶葉特有の味を楽しむのではなく、飽くまでも紅茶は香りを楽しむものである。

これこそがフランスの紅茶文化の特徴です。

濃厚な味より、とにかく「香り」。まさに香り大国のフランスならではの価値観です。

フレーバーティー

楽しみ方のスタンスが異なれば、好む茶葉も異なります。

イギリスではミルクティーに合うアッサムが最も好まれていますが、香りを重視するフランスでは水色が薄めの茶葉が好まれます。

特にダージリンベースのフレーバーティーやアールグレイは人気があり、よく飲まれているそうです。

総括

イギリスとフランスの紅茶文化を簡単に分けると、イギリスは紅茶(ミルクティー)が主流。フランスはフレーバーティーが主流ということ。

両国から輸出される紅茶ブランドもこの傾向が強く反映されており、イギリスの紅茶はミルクティーに良く合うように作られており、フランスの紅茶は香り重視のフレーバーティーが多いです。

同じヨーロッパの国であっても紅茶文化が全く異なる両国。

それぞれに特色がありますので、輸入紅茶を飲む際には違いについても意識してみてください。

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