ベタだけどやっぱり素敵な「フィレンツェ」と「ヴェネツィア」

イタリアは私にとって初めて訪れたヨーロッパの国であり、「革」や「彫金」といった「工芸」に興味を持ったキッカケとなった国です。歴史や古いものを大切にする文化がある国なので、中世の街並みがそのまま保存されています。まさにゲームのような「中世ファンタジー」を感じることができる国です。

ヴェネツィア

イタリアは街並みが素晴らしい

イタリアの最大の魅力は街並みが美しいことです。

可愛らしさや綺麗さではドイツやスイスといった中欧の国に劣りますが、中世の街並みがそのまま残っているという点ではイタリアが勝っています。

特に街自体が世界遺産のヴェネツィアとフィレンツェはベタですがとても素晴らしい街でした。

フィレンツェ

この2つの街が他の観光地と大きく異なる点。それはマクドナルドやスーパーのような近代的な建物が少ないことです。

近代的な側面を見せず、あくまでも古くからの伝統を大切にすることで中世の雰囲気を守る。これは出来そうで出来ないことです。そのおかげで、どの国よりも中世の世界を歩いている気分に浸れます。

ただ、伝統を守り続ける代償として、イタリアは経済的に苦しい状況を迎えているも事実。現に貧困層が多く、中欧や北欧の国より治安はだいぶ悪いです。

それでも有り余るほどの魅力に溢れているのがイタリアの良いところなのですが。

職人の街 フィレンツェ

イタリアトスカーナ州には中世の魅力的な都市が集まっています。その中でも「花の都」と呼ばれるフィレンツェは一際強い存在感を放つ街です。

山の中に佇むこの街はまさに中世の世界!散歩するだけでもワクワクが止まらない。。

フィレンツェ

フィレンツェと革

イタリアは美食の国として有名ですが、職人の国としても有名です。革、彫金、ステンドグラス、ヴァイオリンといった中世から現在まで受け継がれた技術は多くの人を魅了します。

そして、数あるイタリアの街の中で最も多くの職人で溢れているのが、このフィレンツェです。

フィレンツェは絵画・彫刻を中心に「美術の街」であるのは有名ですが、特に盛んなのが「革・彫金」分野。有名ブランドのグッチ・フェラガモはフィレンツェで生まれました。

そのせいか工芸の留学も盛んで、世界各国から多くの留学生が訪れます。

特にオルトラルノ地区は技術職人の工房が多く存在する地域で、今でも多くの職人たちが現役で活躍しています。

私はフィレンツェを訪れるまでは「革」にあまり興味がなかったのですが、フィレンツェで高品質な革製品に触れたことで革の良さがわかりました。

まぁ、フィレンツェの街並みも相まってより素敵に見えたのは否めませんが(笑)

革製品はビジネスアイテムとして優れているので、学生の方よりも社会人のほうがより街歩きを楽しめるかもしれませんね。

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂

do-mo

フィレンツェのシンボル「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」はドゥオーモ(大聖堂)、サン・ジョヴァンニ洗礼堂、ジョットの鐘楼の三つの建築物で構成されている教会。名前の由来は「花の聖母マリア」という意味です。

多くの観光客が訪れるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ですが、「ジョットの鐘楼」を最上階まで登ると写真のような景色が一望できます。遠くまで見渡しても、赤いレンガの街並みが広がる中世の世界観。ここから見る景色は絶景です。

ショッピングがかなり楽しいです

フィレンツェ お店

フィレンツェにはシーリングスタンプや羽ペンを扱う文房具店、フィレンツェ伝統のマーブル紙のお店など、この街にしかない魅力的なお店がいっぱい。また、ほとんどの店が個人・家族経営というところも素晴らしいです。

中世でアイテムを漁っている気分になります。

世界で最もファンタジーな世界 ヴェネツィア

これもまたベタですが、ヴェネツィアも素晴らしかったです。人が多すぎることに目をつぶれば世界で一番好きな都市といっても過言ではありません。

張り巡らされた運河によって、路地が迷路のように広がるこの街は「冒険心」をくすぐるファンタジーな街。本屋、文房具屋、革工芸、ガラス工芸、さらにはヴァイオリン工房までもがあり、車や現代的な建物が一切ない「完璧に中世」を切り取った世界観が他の街にはない最大の魅力です。

ヴェネツィアといったらこのアニメ作品:ARIA


出典:http://animekabegami.net/

学生の時にハマったアニメ「ARIA」はヴェネツィアを舞台とするヒーリングアニメーション。優しい世界観と、癒し効果の高いアコーステックなBGMに心奪われました。イタリアに興味をもったキッカケになった作品でもあります。


出典:http://animekabegami.net/

ARIAの世界観は架空のヴェネツィアであるネオ・ヴェネツィアを舞台に「1人前の観光水先案内人」を目指す少女、水無灯里とその周囲の人々の四季折々の日常を描いている作品です。漫画では2001年〜2008年まで連載されていて、アニメは2005年〜2006年に放映されました。この作品でヴェネツィアに興味を持った人は多いと思います。

現実のヴェネツィアも負けてない

ARIAのようなアニメーション的な美しさには流石に及びませんが、現実のヴェネツィアもアニメの世界と同じく中世の美しい世界がそのまま残るファンタジーな世界です。

ただ、リアルト橋・サンマルコ広場といった人気定番スポットは人がごっちゃがえしていているので、裏路地探索を楽しむことがヴェネツィア観光のコツだと思います。

ヴェネツィアの裏路地は迷路のようなっており、街をつなぐための橋が至る所に架けられています。

その橋の数は約400。

似たような路地裏の風景が続くので、同じ場所に戻ることは非常に困難です。気になったお店はその場で訪れなければ2度と訪れることができないかもしれません。

 

しかしその迷宮感が堪らなく素敵なんですけどね。

高いけどゴンドラに乗るのも一興

ヴェネツィアは数々の島に別れていて、移動には水上タクシー(ゴンドラ)を使います。ARIAでは女の子が水先案内人として仕事をしていましたが、実際にはかなりの重労働になるため、現実のヴェネツィアの水先案内人は『男性』ばかりです。

なお、価格は日本円で1時間1万ほど。正直高いです。。

それでも私は運が良かったのか「イケメンのオーストラリア人」にゴンドラを漕いでもらったので、あまり幻想は崩れませんでした。

やっぱりイケメンって正義だと思います。

イタリアはやっぱり料理も魅力

イタリアは定番のパスタ・ピザはもちろん、ジェラートやカタラーナといったスイーツまでもが本当に美味しい。これは他のヨーロッパ諸国を圧倒するアドバンテージだと思います。特に観光で訪れる場合は、食事は旅行中の楽しみの一つですからね!本当美味しい方に越したことないです。

観光客用の店ではなく、地元で評判のお店に入れば日本では味わえないイタリア料理に出会うことができます。特にピザは大きく安い。

ただ、期待しすぎは禁物です。

日本のイタリア料理は日本人の舌に合わせた味付けになっているため、現地の味付けよりも日本の味の方が美味しいと感じるのが普通です。イタリアは素材の味を生かした味付けをするので、日本人には少し薄く感じてしまいます。

しかし、美味しいことには変わりありませんので、日本との違いを確かめつつ色々なメニューを頼んでみるのもよいのではないでしょうか?

まとめ

中世の街並みを楽しみ、美味しい料理を食べ、芸術や工芸に触れる。イタリアはそんな贅沢な時間を過ごせる国です。実際に暮らしてみると「時間通りに公共機関が動かない」「適当な人が多い」といった、日本人にとって不満が多く厳しい環境なのかもしれませんが、観光や留学で訪れるなら最高の国の一つだと思います。

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