ポピュラー界隈の人でも知っておきたい「楽典」のこと

楽典 音楽理論

音楽を趣味にしている方であれば、「楽典」という言葉を一度は耳にしたことがあるはずです。
クラシック音楽に親しんでいる人であれば「楽典」を学ぶことは常識ですが、大人から音楽を始めた方や、ポップスしか演奏経験のない方は楽典がなんなのかすら知らないことも珍しくありません。

そこで今回は「楽典」がいったい何なのかについて簡潔に解説します。

どんなジャンルの音楽を趣味にするにしても、楽典は知っておいて欲しいと思います!

楽典ってなんなの?

楽典は「音楽の基礎的な理論」のことであり、それを学ぶための「書籍」を指すことも多いです。

内容は音の読み方から始まり、音程や音階、演奏記号に関する知識に至るまで、西洋音楽を学ぶための最低限必要な知識が詰め込まれています。

さらに読み進めていくと旋法(スケール)や和音、拍子調性、和声・対位法の基礎的な知識へと発展していき、全て読み終える頃には「音楽の基礎」を一通り身につけることができます。

楽典

ちなみに内容はクラシック学習者向けとなっていますので、ポピュラー畑の人にはやや取っ付きづらい内容となっています。

例えば和音に関する内容はCm7、G7といったコードで表されるわけではなく、古典的な和声学に準ずる内容になっているので、ポピュラー和音とはやや違いがあります。

また、楽典はドイツ語式の音名が使用されるため、英語式に普段馴染んでいる人は慣れるのに時間がかかるかもしれません。

私は基本的に英語式で覚えているので、楽典の内容は非常に読みにくいです。。

やや脱線しましたが、とにかく楽典は西洋音楽を学ぶための音楽の基礎的な理論であり、この楽典の内容を理解しないと、和声・対位法・管弦楽法・スコアライティングといった学習に進むことができません。

主に作曲家志望の方が読む書籍というイメージを持たれがちですが、音楽を趣味とする人であれば誰でも知っておいた方が良い内容だと思います。

クラシックに興味ないなら学ばなくてもOK?

「楽典はクラシックの理論だから、読まなくてもいっしょ!」

バンドマンがよく陥りがちなのが、この意見です。

確かに理論を知らなくても楽器は演奏できますし、センスに優れている人であれば作曲すら感覚で出来てしまいます。

ただ、誰もが優れたセンスを持っているわけではないので、凡人であれば一通り楽典を読んでおいた方がいいです。

楽典 クラシック音楽

最近は楽典を簡単にわかりやすくした書籍もたくさんありますので、正規の楽典を読む必要はありませんが、それに準ずる内容は最低でも知っておくべきです。

スケールが分からない、コードが分からない、転調ってなに?となってしまうと、演奏者としてどうかと思うので。。

ただ、注意したいのは簡潔な理論書を読むと、楽譜に弱くなる可能性があることです。

ポピュラーに特化した書籍はあまり楽譜を読む能力に力を入れていないため、どうしても西洋音楽の分野に弱くなる傾向があります。

サルでもわかるシリーズのような理論書は確かにサルでも分かるような内容になっていますが、サルじゃわからないレベルの知識は省かれています。
その省かれている内容も重要だったりするので、できれば正規の内容の楽典を呼んだ方がいいです。

ポピュラーのみを専門とするのであれば、西洋音楽に詳しくなる必要はない気もしますが、ポピュラー音楽の理論は西洋音楽の理論から発展したものなので、西洋音楽の理論も知っておけば、ポピュラー音楽にも間違いなく生かされます。

クラシック音楽 勉強

 

尚、個人的に一番お勧めなのは、楽典を呼んでポピュラー理論に直して理解することです。
読むときは西洋音楽理論として読みますが、覚える際にはポピュラー理論としてインプットします。

そうすることで西洋音楽理論にも触れつつポピュラー理論も覚えられるので一石二鳥です!

楽典に限らず、簡潔にされたモノよりも原本を覚えたほうが知識量は増えます。

最後に

楽典は「音楽の基礎的な理論」のことであり、それを学ぶための「書籍」の事を指します。

あなたがもし理論に疎い人で、周りから「楽典読め!」といわれたら、理論書読めと言われてると思ってください。

音楽理論や楽譜の読み方は知らないよりも知っておいた方が絶対に良いので、読んだことがない人は、是非一度楽典を読んでみてください。

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