2019年4月より 日本バイオリン製作研究会に所属することになりました。

私が結婚指輪にホワイトゴールドを選んだ理由

結婚指輪 ホワイトゴールド

結婚指輪は一生の中でも特別な買い物です。
高価な買い物にはなりますが、ずっと身に着けるモノですので、デザインや素材に関しては出来れば妥協したくありません。

が、しかし。

素材に妥協したくないからといって、何がなんでもプラチナを選ぶべきだとは思いません。

先日私は婚約者と結婚指輪を作りにいきましたが、完成した指輪の素材にプラチナではなく、ホワイトゴールドを選びました。

高ければ高いほど良い!というわけではないと思います。

プラチナに固執するのは日本人の特性

日本では一生に一度の買い物なのだから、とにかく最も希少価値の高い「プラチナ」を選ぶという風潮があります。現に結婚指輪にプラチナを選ぶ人は8割を越えており、その人気の高さは絶大です。

しかし、実はプラチナにここまで固執するのは日本人だけです。

欧米では大半の人が「ホワイトゴールド」を結婚指輪の素材に選んでおり、イエローゴールドやピンクゴールドを選ぶ人も少なくありません。

プラチナ特有の希少価値の高さ

日本人がプラチナを好む理由は以下のように思えます。

・希少価値が高い!
・皆プラチナにしてる
・一番高いもの素材を買ったという満足感

プラチナは金よりも採取できる量が少なく、原鉱石1トンの中からおよそ3gしか取ることができません。とにかく希少価値が高いため、ステータス性を重視する日本人には突き刺さるのでしょう。

また、そもそも「結婚指輪=プラチナ」という伝統から、プラチナ以外の選択肢を考えなかったという方も多いみたいです。

結婚指輪 プラチナ

ホワイトゴールドはプラチナよりも劣っているのか

希少価値が高いプラチナが使われている指輪は、ホワイトゴールド・イエローゴールド・ピンクゴールドよりも高値です。
同じデザインであっても、素材によって数万円以上にも及ぶ価格差が生まれます。

このことから、プラチナ素材はゴールド素材よりも格段に優れていると思われがちですが、一概にそうはいえません。

プラチナにはプラチナ特有のメリット・デメリットが、ホワイトゴールドにはホワイトゴールド特有のメリット・デメリットが存在します。

ステータス性が高く、皆がプラチナにしているのでプラチナを選ぶ人は多いですが、本当はホワイトゴールドの方が向いていたというケースも実は少なくありません。

プラチナの特徴

結婚指輪 プラチナ

プラチナは紀元前の頃から存在する金属であり、安定性が高くサビにくい素材です。
これはゴールド素材と共通事項でもありますが、さらにプラチナは耐熱、対酸性があり、変色に強いというメリットがあります。

 

常に身に着けることになる指輪にとって、「変色に強い」という特徴は大きなメリットです。例えば硫黄が含まれる温泉はゴールド素材では変色する可能性がありますが、プラチナの指輪であれば身に着けたまま入れます。

 

また、プラチナの変色に強いという特徴は「変わらないもの」の象徴とされ、縁起の良いものとされてきました。

希少価値が高くステータス性がある上に、縁結びの象徴としても適している。

これらの理由からプラチナは結婚指輪の定番として扱われてきたわけです。

ただ、プラチナも決して万能ではありません。実は以下のようなデメリットも存在します。

・重い
・柔らかく、キズ付きやすい

希少価値の高さ、ステータス性の高さは確かにプラチナに軍配が上がります。しかし、実用性に関してはプラチナ最強説はやや疑問が残ります。

まず、プラチナは重いです。男性の結婚指輪の平均的な重さは4g〜6gと言われていますが、重量感のあるプラチナは同じデザインであってもホワイトゴールドよりも1g〜2g以上重くなります。
数字でいうと大した違いには思えませんが、結婚指輪はずっと身に着けるわけですから、この重さは馬鹿になりません。

実際重いから着けなくなったという人も多く、折角奮発しても着けなくなったら元も子もないです。

特に私は仕事でPCを毎日使う上にブログまで書いているので、重さに関してはかなり気になりました。

 

また、重い割に繊細なのがプラチナの特徴で、強い圧力をかけると変形しやすく、柔らかいためキズも付きやすいです。

変色にこそ強いですが、キズによって雰囲気が変わっていくことは避けられません。女性よりも指に力をかけることが多い男性にとってはプラチナはやや扱いにくい素材ともいえます。

ホワイトゴールドの特徴

ホワイトゴールド 結婚指輪

ホワイトゴールドは75%の金に銀やパラジウムなどの白色金属を混ぜ合わせた金合金で、その上に鮮やかな銀白色「ロジウム」素材をコーティングし、プラチナに近い美しさを持たせた素材です。

また、18kの金属であるため、純度の高いプラチナよりも硬く、キズが付きにくいという特徴があります。加えてプラチナよりも軽く装着感が良いこともメリットです。

つまりは実用性に長けています!

もともとホワイトゴールドは一時期プラチナが取れなくなったことをキッカケに作り出された「プラチナの代替品」です。昔は白銀色のアクセサリーはプラチナのみだったため、ゴールドにロジウム素材をコーティングしたホワイトゴールドは実に重宝されてきました。

プラチナと遜色ない美しさであるにも関わらず、耐久性があり、価格もプラチナよりも安いことから、欧米ではホワイトゴールドが結婚指輪の主流として扱われています。

 

しかし、ホワイトゴールドにもデメリットがあります。

まず、価格の安さ。プラチナは高価である上に希少性が高いので、所有欲を大きく満たせます。ホワイトゴールドも貴重で高価な素材であることには変わりありませんが、プラチナよりも安いため、考え方によっては妥協してしまった気持ちになってしまうこともあるでしょう。

また、プラチナの代替品として生み出された背景も気になる人もいるようです。

そして、もう一つのデメリット。

それはロジウムがコーティングされていることから、使用を続けているとコーティングが剥がれて、ホワイトゴールド本来の地色が見えてしまうことです。

プラチナよりもキズが付きにくい素材ではありますが、強くひっかけたり、経年経過によってロジウムが削れると、さすがに見た目の変化を避けることができません。

「変わらないもの」の象徴であるプラチナとは異なり、ホワイトゴールドは変わってしまうわけです。

ただ、これは気持ちの問題だったりもします。

確かにホワイトゴールドは変色する可能性がありますが、もし剥がれても再コーティングすればピカピカになります。プラチナだってキズが重なれば色味が変わっていき、クリーニングをしなければ綺麗な状態はキープできません。

結局のところ、研磨や再コーティングを依頼して元に戻せばどちらも大差ないと思います。

総括!

プラチナ:純度が高い金属であり、希少性価値が高く、変色にも強く。ただ、その純度の高さから柔らかくキズが付きやすいという欠点も持ち合わせる。重量感を感じられるが、逆に着け心地の悪さを感じることもある。

ホワイトゴールド:75%の金にパラジウム等を混ぜ合わせた金合金であり、ロジウムコーティングによってプラチナと同等の輝きを放つ。プラチナよりも純度が低いため、硬くキズに強く軽量であることがメリット。欠点は経年経過によってロジウムが剥がれることがあること。プラチナよりも価格が安い素材であるということも気にする人は気にする。

プラチナとホワイトゴールドは見た目が殆ど一緒です。強いて言えばプラチナの方が落ち着きがある色味であり、ホワイトゴールドの方が華やかな白銀色といった感じでしょうか。

指輪をアクセサリーとしてより楽しみたい人がホワイトゴールドを選ぶ傾向があるようです!

また、どちらを選んでもキズや劣化は避けられないため、綺麗な状態を保ちたい人はメンテナンスが必要です。

私の個人的な感想では、プラチナを選ぶ方はキズや劣化をあまり気にせず、体の一部として使用し続けているイメージが強く、ホワイトゴールドを選ぶ方はお洒落アイテムとして綺麗な状態をキープしている人が多いイメージです。

 

では、結論!

伝統を重んじたい、一番高い素材がいい、常につけっぱなしにしたい=プラチナ。

人と違うのが好き、アクセサリーのように扱いたい、丈夫で軽いほうが良い=ホワイトゴールド。

こんな感じです!プラチナかホワイトゴールドで迷ったかたは是非参考にしてみてください。

 

尚、私がホワイトゴールドを選んだ理由は以下の通り。

・両素材見本を比べた時にホワイトゴールドの方に心が動いた

・ずっと着けていたいからこそ、軽く丈夫な素材を選びたかった

以上です。

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