2019年4月より 日本バイオリン製作研究会に所属することになりました。

これだけは抑えておきたいクラシック作曲家30傑

クラシック作曲家

西洋クラシック音楽史は大きく分けるとバロック・古典派・ロマン派・近代音楽に分類されます。

それ以前の音楽はルネサンス音楽、それ以降の音楽は現代音楽と呼ばれますが、一般的にクラシック音楽として認知されているのは「バロック〜近代音楽」の時代において作曲された曲です。

この記事ではバロック〜近代音楽に活躍した、これだけは抑えておきたいクラシック作曲家を時代別に一覧にしてみました。

クラシックを専門としない弦楽器製作家や演奏家、さらには作曲家・DTMerの方も、今回紹介する作曲家については最低限知っておくと良いと思います。

私はクラシックの専門家ではありませんが、音楽に携わる人間としてクラシック作曲家については一通り勉強しています。西洋音楽史は音楽の基礎に当たる部分なので、知っておいて損はないはずです。

バロック時代の作曲家

バロック時代は17世紀初頭から18世紀半ばまでの音楽の総称です。王が絶対的な権力を行使していた時代に作られた音楽で、宗教音楽やオルガン・チェンバロ用の鍵盤音楽、室内楽曲を中心に対位法音楽が発展しました。

厳かな印象を与える楽曲が多いのが特徴で、ドラクエの王宮で流れる音楽は大体バロック時代の音楽がモチーフになっています。

バロック音楽

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アントニオ・ヴィヴァルディ(1678~1741)

クラシック作曲家 ヴィヴァルディ

ヴェネツィア出身のヴァイオリニスト兼作曲家「ヴィヴァルディ」。カトリック教会の司祭として生涯を過ごし、誰もが知る「四季」をこの世に残した人物です。

協奏曲を得意とした作曲家とも知られており、25曲を超えるヴァイオリン協奏曲が存在します。

ヴェネツィア生まれの音楽家 ヴィヴァルディ

ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685~1750)

クラシック作曲家 バッハ

バッハは西洋音楽の基礎を作り上げた「音楽の父」として、現代において高い評価を得ている大御所作曲家です。

宗教音楽をメインに作曲活動を行い、「G線上のアリア」「主よ、人の望みの喜びよ」「アヴェ・マリア」といった名曲を作り上げました。

無数のオルガン曲が残されていますが、ヴァイオリン曲も非常に多いため、ヴァイオリン演奏者にとっては極めて重要な人物といえます。

音楽の父 バッハの生涯

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685~1759)

ヘンデル クラシック作曲家

バッハが音楽の父であるならば、ヘンデルは音楽の母です。

オルガン曲・宗教音楽をメインに作曲したバッハに対し、ヘンデルはオラトリオ・管弦楽曲・オペラ作品の作曲家として名を馳せました。わかりやすいメロディを生み出す能力に長けており、教会よりも大衆向けの作曲家として人気があったといわれています。

代表曲は「メサイア(ハレルヤコーラス)」「水上の音楽」「見よ、勇者は帰る」など。

いずれも覚えやすいメロディであり、現代においても頻繁に聴く機会があります。

音楽の母と呼ばれたヘンデルの生涯

古典派時代の作曲家

クラシック音楽史における古典派とは一般的にバッハがこの世を去った1750年からベートーヴェンが亡くなる1827年までを指します。

古典派の時代ではフランス革命をキッカケに貴族のための音楽から市民のための音楽へ脱却が始まりました。それと同時に様々な形式が確立した時代でもあり、古典派の音楽はかなり「形式」が重要視された音楽といえます。

貴族 古典派音楽

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ヨーゼフ・ハイドン(1732~1809)

ハイドン クラシック作曲家

古典派の大御所「ハイドン」。

貴族御用達の作曲家として活躍し、交響曲・弦楽曲を中心に1000曲以上の曲を作り上げました。

代表曲はドイツ国歌としても知られる「皇帝」、優雅な「ロンドン」など。

CMやドラマであまり曲が流れないせいか、やや地味な印象がある作曲家ではありますが、弦楽器奏者としては極めて重要な作曲家です。

交響曲の父 ハイドンの生涯

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756~1791)

モーツァルト クラシック作曲家

クラシック音楽家屈指の天才「モーツァルト」。

管弦楽曲、オペラ、ピアノ曲といった多岐にわたる分野において大きな功績を残し、現代においても揺るぎない人気を誇る作曲家です。

代表曲は「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」「トルコ行進曲」「フィガロの結婚 序曲」「レクイエム」。

モーツァルトが残した曲は「α波」が出やすいリラックス効果のある曲として人気を高めています。

早く生まれすぎた天才 モーツァルトの生涯

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770~1827)

ベートーヴェン クラシック作曲家

「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン」。クラシック作曲家としては、おそらくもっとも知名度が高い人物でしょう。

難聴によりほとんど耳が聞こえなくなっても曲を書き続けた不屈の精神をもつ作曲家であり、ピアノ曲としては「月光」「悲愴」、交響曲では「英雄」「運命」といった名曲を世に残しました。

ベートーヴェンの音楽は現代のみならず当時の音楽界でも絶大な支持をあつめ、ロマン派以降の作曲家に多大なる影響を与えたとされています。

「楽聖」ベートーヴェンの壮絶な生涯

前期ロマン派の作曲家

ロマン派音楽は古典派音楽を「ロマン派主義」の精神によって更なる高みへと押し上げた、クラシック音楽において最も華やかな時代といえます。

ロマン派主義は18世紀末から19世紀で起こった精神運動の一つであり、「理性偏重」「合理主義」といった特徴をもった古典主義とは異なり、感受性や主観に重きをおいた考え方です。

古典派音楽よりメロディアスな曲が多く、クラシック音楽初心者でも楽しめる曲が多岐にわたって存在することが特徴です。

クラシック音楽 前期ロマン派

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カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786~1826)

ウェーバー クラシック作曲家

ウェーバーはオペラの作曲家として当時絶大な人気を誇った作曲家です。

彼は数々のドイツオペラを書き続けることで、同ジャンルの認知度と知名度を上げ、そして並々ならぬ努力の結果「魔弾の射手」という最高傑作を生みだします。

現代においての知名度は低いですが、ワーグナーへドイツオペラの歴史をつなげた人物として、音楽史においては非常に重要視されています。

ウェーバーって知ってる?ドイツオペラを発展させた作曲家の生涯

ジョアキーノ・ロッシーニ(1792~1868)

ロッシーニ クラシック作曲家

イタリアオペラの作曲家として活動した「ロッシーニ」。

「明るい作風」のオペラを得意とし、親しみやすい喜劇の数々は大衆から絶大な支持を受けたとされています。44歳にして引退し、以後は美食家として活躍したというユニークな生涯を送ったことでも有名です。

代表作は「ウィリアム・テルの序曲」「セビリャの理髪師」など。

ヴェルディやプッチーニといった後の大作曲家に影響を与えた功績も見逃せません。

美食家?作曲家?変わり者ロッシーニの生涯

フランツ・ペーター・シューベルト(1797~1828)

シューベルト クラシック作曲家

「フランツ・ペーター・シューベルト」は貧しい生まれであれながらも「愛されキャラ」によってのし上がった人に好かれる作曲家です。シューベルトの人脈から生まれたシューベルトを称える音楽会「シューベルティアーデ」によって名声を博し、人の和によって頭角を現しました。

代表曲は「交響曲  未完成」「魔王」「白鳥の歌」など。特に歌曲に関しては後に「歌曲の王」と呼ばれるほどの名作を残しています。

典型的な死後に評価された作曲家であり、31歳という若さでこの世を去っています。

「歌曲の王」シューベルトの生涯

エクトル・ベルリオーズ(1803~1869)

ベルリオーズ クラシック作曲家

「ベルリオーズ」はクラシック音楽史において非常に重要な人物です。

音楽と他の芸術を絡める標題音楽の概念を確立させ、自身の失恋体験を曲にした「幻想交響曲」で名を馳せました。

また、大半のクラシック音楽家は幼少期の頃から英才教育を施されていますが、ベルリオーズが本格的に音楽の勉強を始めたのは14歳の頃。ピアノが上手くなかった大作曲家という稀有な存在だったりもします。

幻想交響曲を作り上げたベルリオーズの生涯

フェリックス・メンデルスゾーン(1809~1847)

メンデルスゾーン クラシック作曲家

結婚行進曲」の作者であり、ドイツロマン派を代表する超一流音楽家として名を馳せた「フェリックス・メンデルスゾーン」。お金持ちの家に生まれた「純粋培養のお坊ちゃま」であり、知的教育及び高度な音楽教育によって欧州中で活躍しました。

古典派に近い作風であり、「歌の翼に」「春の歌」など、優雅で美しい曲を数多く作曲。特に通称「メン・コン」と呼ばれるメンデルスゾーンの「ヴァイオリン協奏曲」はヴァイオリン奏者の重要なレパートリーです。

裕福な生涯を送った優等生メンデルスゾーン

フレデリック・ショパン(1810~1849)

ショパン クラシック作曲家

クラシック音楽の作曲家としては1位2位を争う知名度を誇るショパン。
CMで使われる頻度も多く、「子犬のワルツ」や「エチュード革命」「雨だれ」「別れの曲」といった名曲の数々は誰もが一度は聴いたことがあると思います。

ショパンのメロディーは繊細かつロマンティックであるため、非常に印象に残りやすいです。現にCMやドラマに採用されることが他の作曲家よりも圧倒的に多く、クラシック音楽に興味がない人でも頭の中にメロディーが刷り込まれています。

生涯の殆どをピアノ曲の作曲に捧げた彼はまさに「ピアノの詩人」。生み出された名曲たちは今尚多くの人々に愛され続けています。

ピアノの詩人 ショパンの生涯

ロベルト・シューマン(1810~1856)

シューマン クラシック作曲家

前期ロマン派の作曲家として絶大な人気を誇るシューマン。彼は多くの悲劇と熱い恋愛による激動の人生を送り、その生き様を象徴するかのような繊細で美しい名曲は死後から約170年が経過した今尚、多くの音楽ファンに愛され続けれています。

代表曲は「幻想小曲集 作品12より 飛翔」「トロイメライ」「謝肉祭」「チェロ協奏曲」など。

ロマンティックなメロディーの数々から、まさにロマン派を象徴とする存在だといわれています。

愛に生きた作曲家 シューマンの生涯

後期ロマン派の作曲家

後期ロマン派は半音階的和声の多用や楽器構成の拡大が図られ、作り上げられる楽曲はどの曲も壮大となりました。

ただ、その分演奏時間も長くなっているため、現代人にとってはややとっつきにくいです。

標題音楽の理念に基づいて音楽を構成したワーグナー、伝統的な絶対音楽の価値観を崩さずに作曲活動を展開したブラームス、民族主義音楽を根付かせたスメタナやシベリウスといった作風が大きく異なる作曲家が登場し、以降クラシック音楽は多様性に溢れるものとなっていきます。

絶対音楽 相対音楽 クラシック音楽

関連記事:絶対音楽と標題音楽について

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フランツ・リスト(1811~1886)

フランツリスト クラシック作曲家

ピアノの魔術師「フランツリスト」。

ピアノ学習者なら誰もが一度はフランツ・リストに憧れたことがあると思います。
優雅なショパンに対してテクニカルなリスト。
ピアニストとしてだけでなく、作曲家としても活躍したリストは紛れもなくロマン派作曲家の大御所的存在です。

代表作はピアニスト時代に作られた「愛の夢」「ラ・カンパネラ」「ハンガリー狂詩曲」。ピアノ曲は演奏時間も短く、クラシック初心者でも気軽に楽しめるため、現代における需要は高いです。

ピアノの魔術師 フランツ・リストの生涯

リヒャルト・ワーグナー(1813~1883)

ワーグナー クラシック作曲家

リヒャルト・ワーグナーは「楽劇王」と呼ばれ、音楽界のみならずヨーロッパの政治や社会情勢にも強い影響を与えた人物です。これまでの常識を打ち破る画期的な技法を多岐に渡って取りいれ、クラシック音楽の方向性を大きく変えた人物として知られています。

クラシック初心者には敷居の高い「オペラ作曲家」であったことから、ワーグナーのことをよく知らないという方も多いですが、音楽史においては1位2位を争うほど超重要人物です。

代表作品は「楽劇 ワルキューレ」「楽劇 ローエングリン」といったオペラ作品。ナチスの政治思想に利用されたり、戦争を題材とする映画に使用されたことからどうしてもワーグナー=戦争というイメージが付きまといます。

新たなる時代を切り開いたカリスマ「ワーグナー」の生涯

ジュゼッペ・ヴェルディ(1813~1901)

ヴェルディ クラシック作曲家

ヴェルディはイタリアのロマン派作曲家として「オペラ」を発展させたオペラ界の巨匠です。
1813年、リヒャルト・ワーグナーと同じ年に生まれたヴェルディは87歳まで生き、クラシックの大作曲家としては第3位となる長寿を全うした人物でもあります。

生涯に渡ってオペラの作曲に励み、『リゴレット』『椿姫』『アイーダ』といった作品を残しました。

なお、代表曲はサッカー日本代表の入場曲「アイーダ 凱旋行進曲」、そしてエヴァンゲリオンを有名になった「レクイエム」です。

イタリアオペラ界の英雄 大作曲家ヴェルディの生涯

ブルックナー(1824~1896)

ブルックナー クラシック作曲家

「ヨーゼフ・アントン・ブルックナー」は後期ロマン派の時代に活躍したオーストリアの作曲家です。交響曲の大御所としてドイツ圏を中心に絶大な人気を誇ります。

ただ、難解なうえに長い演奏時間を要する作品ばかりであるため、超玄人好みの作曲家であるといえます。

代表曲は「交響曲 第9番」「交響曲 第8番」など。

クラシック音楽にどっぷり浸からないと、その真髄は味わえないといわれています。

渋すぎる!超玄人好みの作曲家 ブルックナーってどんな人?

ヨハネス・ブラームス(1833~1897)

ブラームス クラシック作曲家

ヨハネス・ブラームスはベートーヴェンの後継者として古典主義的な音楽を多岐にわたって残した人物です。

ハイドン・モーツァルト・ベートーヴェンといった古典派の作曲家を崇拝しており、ロマン派の作曲家の中で最も古典派に近い存在と称されました。

ベートーヴェンの10番目の交響曲と言われるほどの名声を獲得した「交響曲 第1番」や「ヴァイオリン協奏曲 二長調」を中心に、交響曲・管弦楽・室内楽曲といったジャンルにて大きな成果を挙げています。

ロマン派時代の古典派作曲家 ブラームスの生涯

サン=サーンス(1835~1921)

サン=サーンス クラシック作曲家

サン=サーンスはパリに生まれ、フランスの作曲家として活躍したロマン派作曲家です。

幼少期からベートーヴェンやモーツァルト、ハイドンといった古典派音楽に興味を抱き続けてきたサン=サーンスは、フランスの作曲家としては珍しく「古典的な音使い」を得意とする作曲家として活躍しました。

音楽センスだけでなく、天文学・生物学・絵画といったあらゆる分野に精通してきた彼は「構造的な音楽」を好み、ピアノ曲・室内楽・交響曲を中心に古典派時代の音楽性を彷彿させる作品を多岐にわたり生み出します。

代表曲は「序奏とロンド・カプリチオーソ」「交響曲第3番 オルガン付き」「動物の謝肉祭」など。

一般的な知名度は低めですが、良い曲が多いです。

歴史に嫌われた不遇の作曲家 サン=サーンスの生涯

ピョートル・チャイコフスキー(1840~1893)

チャイコフスキー クラシック作曲家

メルヘンチックな曲調から現代においても人気が高いチャイコフスキー。
彼は多岐に渡る作品を作り上げ、バレエ音楽「くるみ割り人形」「白鳥の湖」といった名曲を世に残した有名作曲家です。

メロディーメーカーとしての高い才能を持っていたこともあり、現代においても圧倒的な知名度を誇ります。

美しく繊細なメロディーは弦楽器との相性がよく、ヴァイオリン奏者やチェロ奏者のレパートリーとして演奏される機会はとても多いです。

繊細で内気な性格だったチャイコフスキーの生涯

アントニン・ドヴォルザーク(1841~1904)

ドヴォルザーク クラシック作曲家

交響曲第9番「新世界より」があまりにも有名なアントニン・ドヴォルザーク。

ドヴォルザークは国民楽派の大作曲家として多大なる功績を残した作曲家です。美しく、そして親しみやすいメロディー。を武器に多岐に渡るジャンルで名曲を残しました。

後期ロマン派において時代を大きく動かしたのはワーグナーやドビュッシーかもしれませんが、この時代の作曲家において現代でも幅広く親しまれているのはドヴォルザークでしょう。

「新世界」を書き上げたドヴォルザークの生涯

エドヴァルド・グリーグ(1843~1904)

クラシック作曲家 グリーグ

グリーグは19世紀中盤から20世紀の頭にかけて国民楽派の作曲家として活躍し、民族音楽から着想を得た美しい楽曲の数々を残した人物です。愛妻家としても知られており、妻であるニーナと共に音楽家として充実した生涯を送りました。

代表曲は《ペール・ギュント》第1組曲 「」や第1組曲 「山の魔王の宮殿にて」。地味といえば地味な作曲家ですが、一流の作曲家であったことは間違いありません。

心優しきノルウェーの作曲家グリーグの生涯

ガブリエル・フォーレ(1845~1924)

ガブリエルフォーレ クラシック作曲家

ガブリエル・フォーレはロマン派の終焉とフランス印象派の掛け渡し役となった人物で、美しい室内楽曲の数々を世に残しました。

後世に影響を及ぼす大曲が無かったせいか、ドビュッシー、ラヴェル、サティといった有名作曲家に存在が埋もれがちですが、憂いを帯びた繊細な曲の数々は人気が高いです。

小曲がメインであるため忙しい現代人でも親しみやすく、クラシック初心者向きの作曲家だと思います。

室内楽曲が好きならガブリエル・フォーレを知ってみよう!

エドワード・エルガー(1857~1934)

クラシック作曲家 エルガー

エドワード・エルガーは19世紀後半から20世紀にかけて活躍したイギリスの作曲家です。音楽教師でありヴァイオリニストでもあった彼は室内楽曲を中心に美しい楽曲の数々を残しました。

代表曲は「威風堂々」「愛の挨拶」。

特に愛の挨拶はヴァイオリンを弾く方にとっての重要なレパートリーになることでしょう。

「愛の挨拶」を書き上げた作曲家 エルガーについて

プッチーニ(1858~1924)

プッチーニ クラシック作曲家

ジャコモ・プッチーニはイタリアの古都ルッカに生まれたオペラ作曲家で、『トスカ』『蝶々夫人』『トゥーランドット』という大人気オペラを作り上げた人物です。

後期ロマン派から近代音楽へ移り変わる狭間の時代に活躍し、メロディーの親しみやすさを武器にイタリア最高のオペラ作曲家と称されるほどの名声を博しました。

イタリアオペラ最高の作曲家「プッチーニ」の生涯と作品

近代音楽の作曲家

ロマン派にて頂点を迎えたクラシック音楽。マンネリを迎えた後に革新を求めるのはどの時代においても同じです。

ワーグナーが無調への扉を開いた後、フランスではドビュッシーを中心とする印象主義が台頭し、ドイツにおいてはシェーンベルグが12音技法を確立させました。

以降、音楽は「調性感のない音楽」が主流となり、一般的に連想されるクラシック音楽は終焉を迎えます。

尚、これまで目立つ存在ではなかったロシアからラフマニノフやプロコフィエフといった作曲家が輩出されたことも、この時代の特徴です。

無調音楽 現代音楽

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クロード・ドビュッシー(1862~1918)

ドビュッシー クラシック作曲家

長調・短調にとらわれず多種多様な旋律を駆使する「広い意味での無調」を作り上げたドビュッシー。自然的な印象を直観的に音で形象化しようと試み、風景画のような作風を確立しました。

代表曲は「月の光」「夢想」「」など。ジャズやミニマルミュージックの誕生にも影響を与えた偉大なる人物です。

ただ、キャリア後期は無調系の作風に完全シフトしたため、有名曲はキャリア前半に集中しています。

美しきピアノ曲を残したドビュッシーの生涯

リヒャルト・シュトラウス(1864~1949)

リヒャルトシュトラウス クラシック作曲家

リヒャルト・シュトラウスは85歳まで生きたオペラ作曲家です。

若き頃はロマン派を代表する作曲家として器楽曲や交響詩を残し、全盛期においては前衛的なオペラを作曲して名声を博しました。

現代においてはやや地味な存在ですが、当時は相当な人気を誇っていたようです。

代表曲である「ヴァイオリンソナタ」「オーボエ協奏曲」といった器楽曲は奏者から高い評価を得ています。

前衛的オペラ作曲家「リヒャルト・シュトラウス」の生涯と作品

ジャン・シベリウス(1865~1957)

シベリウス クラシック作曲家

ジャン・シベリウスはフィンランド出身の国民楽派作曲家として活躍し、名声を博した人物です。

フィンランドの自然を感じさせる壮大な音楽が彼の特徴で、代表作には「交響曲第2番」「フィンランディア」「もみの木」といった作品があります。

マイナーな作曲家ではありますが、初心者でも聴きやすいためオススメです。

フィンランドが誇る英雄 シベリウスの生涯

エリック・サティ(1866~1925)

サティ クラシック作曲家

サティは現代音楽家のパイオニア。調性音楽の在り方に疑問を感じていたサティは和声進行の伝統や従来の対位法の禁則を無視した音楽を作り、その型破りな音楽性から「音楽界の異端児」と呼ばれた人物です。

小節線・縦線・終止線すら廃止した音楽スタイルはまさに前衛音楽の走りとなりました。

とはいえドビュッシーと同じくキャリア前半においては誰もが聴きやすい美しい音楽を作曲しており、代表作である「ジムノペディ」「ジュ・トゥ・ヴ」はクラシック音楽の中でもトップクラスの人気を誇ります。

音楽界の異端児 「エリック・サティ」の生涯とその魅力

モーリス・ラヴェル(1873~1937)

ラヴェル クラシック作曲家

ラヴェルはドビュッシーと同じ印象派の作曲家として知られる人物ですが、古典派作曲家の影響を強く受けており、「伝統と革新」を融合させた独自の世界観をもちます。

古典派を意識した理論的な音の配置と印象派ならではの浮遊感のある和音構成を大胆かつ繊細に使いこなし、自作曲のみならず、他者の作品のオーケストレーションにも携わりました。

代表作は「展覧会の絵 管弦楽アレンジ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ボレロ」「水の戯れ」。

日本においても非常に人気の高い作曲家であり、私個人もラヴェルの音楽はクラシックの中でもトップクラスに好きです。

オーケストレーションの天才 ラヴェルの生涯

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