製作者の挑戦 大人から始めてもヴァイオリンは上達するのか?

ヴァイオリン レイトスターター

私はヴァイオリンを製作していますが、ヴァイオリンが弾けるわけではありません。「ヴァイオリン製作家=ヴァイオリンが弾ける」と思われがちですが、実は弾けない人もたくさんいます。

とはいえ、弾けないよりは絶対に弾けた方が良いですし、なにより自分で作ったヴァイオリンを弾けないのはあまりにも寂しいです。

そこで、私「高屋千尋」は1艇目のヴァイオリンの完成と共に、演奏も始めてみたいと思います。

※本格的にスタートするのは2019年6月から

亀の歩みとはなりますが、少しづつ上達したいです!

ヴァイオリンは憧れの楽器

クラシックには興味がないけど、ヴァイオリンには興味があるという人はかなり多いです。

ヴァイオリンという楽器はそれだけ美しく、人を魅了する力を秘めています。

ヴァイオリン レイトスターター

ただ、ヴァイオリンは大人から始めるのが難しいといわれている楽器であり、憧れを持っていたとしても、実際に楽器を始める人は僅かです。

なぜレイトスターターにとってヴァイオリンは難しいのか?

その理由は以下の通りです。

フレットレス楽器であること

ヴァイオリンはギターとは異なり「フレット」がありません。そのため「正しい音程」を自分で作る必要があります。

ヴァイオリン フレットレス

子供の頃からヴァイオリンを習っている人は正しい音程が体に染みついているため、難なく楽器を演奏することができます。

しかし、大人になってから楽器を始めるレイトスターターは正しい音程が分からないため、気持ちよく聴ける音を奏でることが困難です。

いわゆる「絶対音感」がないとヴァイオリンは無理という昔からある意見ですね

練習する場所と時間がない

大人からヴァイオリンを始めようとしても、子供とは違い大人には時間がありません。

仕事で忙しい人も多く、一日一回楽器を触ることすら困難な人もいるでしょう。

楽器は毎日触っていないと上達しないといわれており、特にヴァイオリンは他の楽器よりも多く練習時間を取らないと「人に聴かせることなんて夢のまた夢」ともいわれています。

これも敷居が高いと感じさせる要因でしょう。

練習場所がない

練習時間の確保が難しいこと以上に練習場所がないことがレイトスターターの鬼門です。

持ち家かつ昼間に練習できるのであれば右肩上がりに上手くなる可能性もありますが、賃貸に住んでいると満足に音を出すことも叶いません。

特に都心に住んでいる場合はそれは顕著です。

そのため、多くのレイトスターターはレンタルルームを借りて練習するか、家でミュートを付けての練習が主になると思います。

しかし、練習を重ねるうちに「果たして僅かな練習時間と練習に適さない環境で上手くなるのか?」と疑問を抱き始めます。

人によっては楽器を始める前にこの疑問を抱いてしまうため、例えヴァイオリンに憧れを抱いていても、始めるまで至らないのです。

モチベーションを保つことが困難

大人からヴァイオリンを始めると、どうしてもモチベーションを保つのが困難です。

コンクールに出るわけでもなく、ましてや誰かに聴かせる機会もない。中々上手くならないのに、ひたすら練習する意味があるのか。など。

どんな楽器も大人から始める場合は、モチベーションの維持が問題となりますが、とりわけヴァイオリンはその問題が色濃く浮かび上がります。

ヴァイオリン モチベーション

また、子供の頃から楽器を続けている人との実力の差がでやすいヴァイオリンは、上級者と一緒に演奏を楽しむのことが難しいです。

ヴァイオリンを習っていた人は良家の出身の方が多く、演奏能力以外にも音感や初見能力といった音楽的基礎力が高い傾向にあります。

このような人とレイトスターターはなかなか一緒のステージに立ちづらく、趣味として続けていくことに孤独を感じやすいのも大人からヴァイオリンを始める難しさです。

それでも私は弾いてみたい

レイトスターターとしてヴァイオリンを始めるのは間違いなく難しいです。

でも、私はヴァイオリンを弾きたいと思います。

何故なら、これ程までに美しい楽器は他に存在しないからです。

ヴァイオリン レイトスターター

高貴な印象を与えるf字孔、上品なアーチ、芸術的なネックの渦巻、裏板の杢目。

ヴァイオリンはたとえ弾けなくても、所持しているだけで満足できます。

さらに少しでも弾ければ、人生がもっと豊かなにモノなると思いませんか?

ヴァイオリンケースを持っているだけでも誇らしい気分になれます。

上手くなるのか?お金の無駄にならないか?

心配になる気持ちもわかります。

確かに子供の頃から楽器に親しんできた人と差は顕著です。

しかし、何事もやってみなければ分かりません。

大人になってからもトレーニングをすれば「相対音感」は身につけることができ、プロレベルとはいかなくとも、趣味レベルで楽しむことは十分可能といわれています。

やらないよりはやったほうがいい。

レイトスターターは絶対に上達しないという訳ではありません。

レイトスターターとして頑張りたいこと

私は賃貸暮らしで昼間仕事をしている為、レイトスターターとしては不利に当たります。しかし、だからこそ私が上手くなれば他のレイトスターターを元気づけることができるかもしれません。

そこで、今後私が当ブログで試していきたいことを最後に記載します。

下手であるからこそ書けるコンテンツを作る

製作記事にもいえますが、初心者である時期に書ける記事は貴重です。

レイトスターターにとって「ド素人」がどれだけ上手くなれるかは気になる所だと思うので、下手なことを恥ずかしがらずに、どんどん記録を残していきたいと思います。

どんな練習をしたか、どれだけ練習時間を取ったか、どこで練習したかといったデータも残してく予定です。

余裕があれば簡単な練習曲を作りたい

大人からヴァイオリンを始めるとなかなか楽しめる練習曲が無いことに気づきます。

なぜなら、弾きたい曲はどれも難易度が高いからです。

30歳、40歳にしてカエルの歌。

これは結構萎えます。。

そこで、以前DTMや作曲をかじった経験を生かして、余裕があれば簡単な練習曲を作ってみようかなと思っています。

また、動画や録音を駆使した「モチベーションの保ち方」についても研究するつもりです。

最後に

「レイトスターターでもヴァイオリンは上手くなります!」と口でいうのは簡単ですが、実際にそれを実践しなくては説得力がありません。

なので、レイトスターターでもヴァイオリンは上達するのか私自身を題材にして確かめたいと思います。

製作の合間に練習する時間を取って、どれくらい上手くなれるのか検証していきたいと思いますので、「ヴァイオリンを始めたいけど最初の一歩が踏みだせない」という方は是非読んでみてください。

大人には大人の上達方法・モチベーション維持方法があると思うので、色々試していきたいです。

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