フォトウエディングや体調の問題もあり、なかなかヴァイオリンの演奏を始めることができなかったのですが、この度遂にレッスンをはじめました!
ただ、弾くのはクラシックではなく、主にアイリッシュフィドル。
ヴァイオリン演奏もフィドルの演奏も行っている先生に教わることを決め、今後は楽器製作と並行してヴァイオリンの練習を行っていこうと思います。
目次
なんでクラシックじゃないの?
私はヴァイオリンを作ってはいますが、正直クラシックが好きというわけではありません。
ヴァイオリンという楽器が好きであっても、イコール クラシック音楽が好きとはならないわけです。
その理由は以下の通り。
・貴族的、富裕層的な雰囲気が合わない。
・曲が長い
・フレーズが技巧的すぎる
私はド庶民なので、クラシック音楽に馴染むことなくこれまでの人生を歩んできました。
好きな音楽もゲーム音楽やポップスやアニソンだったりします。
ヴァイオリンを作っているからには、多少なりとも弾けるようになりたいのですが、弾きたい曲がクラシックには余りないので、習ったところでモチベーションが続かないのが目に見えています。
しかし、クラシックにそこまで興味が無くとも、私はアイリッシュフィドルにはかなり興味があります。
アイリッシュフィドル:北欧の伝統音楽 ケルト音楽で演奏されるヴァイオリンのこと。同じ楽器だけど奏法が違う。
明るく楽しい音色、一曲一曲が短いダンスチューン、歌うのではなく踊る。
ゲームのBGMに広く使われてきた音楽ジャンルということもあり、アイリッシュ音楽は私にとって身近な音楽だったりします。
特に子供の頃から大好きなゼルダの伝説シリーズの影響は大きく、習う機会があればフィドルを中心に練習してみたいと前々から思ってました。
フィドルの方が楽しめる幅が広いと思う
ヴァイオリンは子供の頃から演奏している方が有利なこともあり、大人になってから始めるとモチベーションの維持が難しいです。
オーケストラにも入るのも難しく、子供に混じって発表会に出るのも恥ずかしい。
それに長い曲を練習している時間もない。
という感じに、どうしてもクラシックではレイトスターターが楽しめる幅が少なくなってしまいます。
その点フィドルは1曲1分ほどで弾けますし、たとえ独特のノリを出すことが難しくても、取り敢えずは曲を仕上げることができます。
それにアイリッシュ音楽は元々農民たちが演奏していた音楽だけあって、貴族的な雰囲気が全くありません。
ヘタであっても楽しみやすく、気軽に音楽を楽しみやすいです。
先生選びで重視したこと
私が先生選びで重視したことは以下の点です。
・レイトスターターの指導に力を入れている
・大人だけの発表の場がある
・ケルト音楽に興味関心がある
・単発レッスンができる
要するに、どこの街にもある普通のヴァイオリン教室ではダメということです。
というのも、一般的なヴァイオリン教室は子供がターゲットとなっていおり、大人から始めたレイトスターターが習う場所としては適していないことがあります。
毎週決まった時間に通い、年1回の発表会をモチベーションとする。
これも確かに悪く有りませんが、徐々に辛くなってくる気がしませんか?
子供の頃から楽器を弾いてきたアーリースターターと大人から楽器を始めるレイトスターターでは、残念ながら同じ土俵には立てません。
やはり、レイトスターターにはレイトスターターに適した教室選びが必要だと思います。
レイトスターターに理解がある教室であれば、大人から始めた人でも続けやすい指導を心がけてくれますし、そのような教室であればモチベーションを保つために大人だけの発表の場を用意してくれたりもします。
また、大人の学習者に考慮がある教室は一回一回単発レッスンが可能であることもメリットです。
社会人は予定の変更が多いので、曜日固定よりも単発レッスンの方が続けやすいかなと思います。
最後に
ヴァイオリンを作る人間としては演奏もできるようになりたい。でも、クラシックにはあんまり興味がない。
そんな私が選んだのはフィドル演奏への道でした。
さすがに最初はヴァイオリンの基礎を習うことになりますが、今後の方向性としてはアイリッシュフィドルについて体験記を残していこうと思います。
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